これまで、従来工具で高能率加工を行う方法は、送り速度を上げて高能率加工を行う方法が一般的に提案されていました。 しかし、加工形状が複雑な場合などでは機械の送り速度が追従せず、狙い通りの高能率加工を実現できないケースがありました。 近年では異形工具を使用し５軸加工プログラムの作成可能なＣＡＤ/ＣＡＭソフトウエアの登場に伴い、複雑な形状の工具を用いて加工することが可能になってきました。
ＧＦ３Ｌ形は、このような最新のＣＡＤ/ＣＡＭを活用し、ＧＡＬＬＥＡシリーズの特徴である「加工するピッチを大きくすることで加工能率を大幅に向上する」ことが可能な製品です。また、３コーナーのインサートを採用し経済性を向上させました。

1. ＧＦ３Ｌ形は緩曲面・緩斜面の仕上加工に適したレンズ工具です。
2. 切れ味良好な３枚刃のポジ刃形設計で高能率な仕上げ加工を可能にします。
3. ユニークなインサート拘束面が強固なインサートのクランプを実現しました。
4. 最新のＴＨ３コーティング、ＰＮ２コーティングを採用し、さまざまな被削材に対し長寿命な加工が行えます。
5. ＧＡＬＬＥＡシリーズ(ＧＦ３Ｌ形とＧＰ１ＬＢ形)を合わせて使用することで中仕上げから仕上加工をより高能率に行なうことができます。

• 金型の緩曲面の中仕上げ、仕上げ加工
• 金型構造部の勾配面(緩斜面)の加工
• タービンブレード翼面の仕上げ加工

◆モジュラーヘッド　 全３アイテム
◆超硬インサート　 全６アイテム

◆モジュラーヘッド：４２,７００～４５,３００円（消費税別）
◆超硬インサート：　　１,８８０～　２,８００円（消費税別）

２０１８年　１月２２日　より新発売