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News release

2017年 1月20日
このたび弊社ではステンレス鋼乾式高速ミーリング加工用インサート材種『AX2040』を発売致します。
【 写真 】 ステンレス鋼乾式高速ミーリング加工用インサート
『AX2040』

『ステンレス鋼乾式高速ミーリング加工用インサートAX2040』

1.開発の主旨

タービンブレードに代表されるステンレス鋼の荒加工は、加工コスト低減を目的として乾式高速加工が用いられています。しかしながらステンレス鋼は、一般鋼や炭素鋼に比べ被削性が悪い傾向にあり、被削材の溶着や加工硬化による工具刃先にチッピングが発生しやすい状況です。また、乾式高速ミーリング加工時では、工具刃先が高温にさらされ工具損傷の進行が速く、工具寿命が低下するという現象が問題とされています。
「AX2040」は、靭性の高い超硬母材に耐摩耗性と耐熱性に優れる窒化アルミニウムチタン(AlTiN)系の主層に加え、上層に高潤滑性に優れる窒化アルミニウム(AlN)系の新CVDコーティング皮膜を採用したことで、ステンレス鋼の乾式高速ミーリング加工で生じる摩耗の進行やチッピングを低減し、工具の長寿命化を可能にしました。
この「AX2040」は、まずはタービンブレード加工に適した刃先交換式工具「アルファラジアスミルRV形」に採用し2017年1月20日に発売する事としましたので、ご案内申し上げます。

2.特長

  1. 耐熱性に優れる新コーティング皮膜を採用
    Al含有量の高い窒化アルミニウムチタン(AlTiN)系の新CVDコーティング皮膜により、乾式高速切削で生じるヒートクラックの進行を低減しました。
  2. 高潤滑性に優れる新コーティング皮膜を採用
    潤滑性に優れる結晶構造の窒化アルミニウム(AlN)系の新CVDコーティング皮膜を上層に採用したことにより耐溶着性を改善しました。
  3. 耐欠損性に優れる新コーティング皮膜と超硬母材を採用
    耐チッピング性に優れた柱状組織からなる新構造のCVDコーティング皮膜と靭性の高い超硬母材の採用により、耐欠損性を改善しました。
  4. 寿命
    析出硬化型ステンレス鋼(SUS630 硬さ30HRC)の乾式高速ミーリング加工において、従来品と比較して2倍の工具寿命を実現しました。

3.用途

ステンレス系鋼のミーリング加工用

4.発売件数

8アイテム(RPMT形、RPHT形 2種類)
  搭載カッター:アルファ ラジアスミルRV形
  インサート形状:R形状
  インサート直径:φ10・φ12
  インサート精度:M級・H級

5.価格(税抜)

¥910 〜¥1,500 (消費税別)

6.発売日

2017年1月20日
商品特徴 新商品ニュース

お問合わせ先

三菱日立ツール株式会社 営業企画部
(03)6890-5102